パレスクリニック


1:円形脱毛症の形態:
 

 
初めはパッチ状に起こることが多く、毛髪に限らず、体毛にも脱毛を起こすことがあるが見逃されやすい、またこの脱毛は一過性のことが多いが、時として再発を繰り返し範囲を拡大し、また長期間持続することもあります、付随する症状として爪の横溝が認められることがあります。

2:原因
 
毛包に対する、Tリンパ球を介した一種の自己免疫疾患と考えられています、攻撃を受けた毛包は休止期に入り、約3ヶ月後に脱毛を起こします。
この自己免疫は通常の休止期への移行で見られる免疫反応と違い、ターゲットが幹細胞やメラノサイトにまで及ぶことが多い。
自己免疫を起こす要因としては、自己と非自己の識別機構の障害であるが、このこと自体の原因は確定されてません。

3:症状

@    単発型、多発型

A    蛇行状脱毛症 (後頭部、側頭部の毛の生え際)

B    全頭脱毛症

C    汎発性脱毛症・・・頭部以外に眉毛、まつげ、陰毛などの体毛が脱毛したもの 

 

4:治療

まず自己免疫障害の原因として、各種免疫機能検査、ウイルス抗体価、寄生虫感染の有無等の検査が必要である。

又、ストレスや過労の重積などが誘因となることも多く、ストレスや過労を避ける生活習慣を行う事が重要である。

円形型脱毛症になる事によって、精神的なストレスが多大な負担になる事があり精神的or神経的なケアも重要である。

治療:軽症例

@    副腎皮質ステロイド外用剤

A    塩化カルプロニウム液の外用

B    ミノキシジルの外用

C    SODaseの外用 

D    セファランチン内服薬、各種ビタミン治療薬、グリチロン剤 抗アレルギー剤 

E    成長ホルモン療法

F    甲状腺ホルモン療法

G    症例症状により、各種カクテル液の外用剤

 

:難治症例  上記@〜Gに加えて

@        副腎皮質ステロイド剤内服治療 副腎皮質ステロイドの局所注入

A        副腎皮質ホルモン点滴静注療法 パルス療法

B        雪状炭酸圧抵療法

C        液体窒素療法

D        PUVA療法

E        LED光線力学療法・・・・幹細胞をターゲットにした光線力学治療

F        局所免疫療法・・・・SADBE療法 DPCP療法

G        免疫抑制剤投与

H        アクシダーム治療器を使用した各種薬剤の頭皮への多量導入療法。 

I        プロペシア投与

J        高濃度ミノキシジル外用

 

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